道路防災施設

自然災害によるダメージを可能な限り小さくし、
人々が安心して暮らせる環境づくりに貢献できるよう努力しております。

 

●落石防止柵・落石防止網

落石を未然に防ぐための施設で、落石防止網は法面を直接覆う覆い式と、法面上部に支柱を建てて網を掛けるポケット式とがあります。写真はポケット式です。落石防止柵は支柱と支柱の間を金網とワイヤーで連結させ、落石を防ぐ施設です。

 

 

●現場打コンクリート法枠

法枠工は、法面保護工の主要な一工法であり、道路・河川・ダム・砂防・急傾斜地保全等の切土・盛土法面の安定確保及び緑化基礎の形成を目的として広く用いられる工法です。

 

 

●鉄筋挿入工

急傾斜地の崩壊対策工法としてはコンクリート吹付け、現場打法枠、石積工法等がありますが、鉄筋挿入工は樹木等を伐採せずに法面を安定させることができます。施工は軽量型のボーリングマシンを使用して鉄筋を挿入し、崩壊対策をします。

 

 

 

高エネルギー吸収型落石覆網・柵

 

●ハイジュールネット工法

NETIS 登録番号 QS-080010-A

■250~3000kJ対応
落石エネルギー3000kJまでの落石などを受け止めることができます。

■自然にやさしい工法
斜面上での大がかりな基礎が不要で、小規模な伐採により施工が可能なため地形改変が無く、自然の景観と環境を守ります。

■優れた施工性
部材が比較的計量なため、急傾斜地での施工性に優れています。また、一度落石を受けても、現地にて簡易な補修で機能を回復いたします。

●RCネット工法

NETIS 登録番号 HR-990117

■最大落石重量 200kN(20t)

■最大落石エネルギー約8,000kJに対応